大谷翔平の7号は“計画的”? MLB公式が注目…本塁打の24秒前にあったまさかの行動

MLBスペイン語の公式Xが公開
【MLB】ドジャース ー マーリンズ(日本時間30日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、ドジャースタジアムで行われたマーリンズ戦の初回に今季7号となる先頭打者アーチを放った。2022年サイ・ヤング賞投手のサンディ・アルカンタラが投じた初球を粉砕。実は、その24秒前に“大谷らしい”行動があった。MLB公式も注目している。
「Women’s Night(ウーマンズ・ナイト)」イベントが開催されこの日、大谷は真美子夫人が選曲したテレビアニメ「美少女戦士セーラームーン」のOP「ムーンライト伝説」で登場した。そして、アルカンタラの初球95.5マイル(約153.6キロ)のシンカーを強振。打球初速114.1マイル(約183.6キロ)、飛距離394フィート(約120メートル)、角度23度の一発を叩き込んだ。
MLBスペイン語の公式X(旧ツイッター)は、一塁側から撮影した本塁打直前のシーンを公開した。「ショウヘイ・オオタニが笑顔になるとき、それは計画があるからだ」と綴り、「ムーンライト伝説」が流れる中で打席に向かう場面から映像は始まる。
すると、大谷は恒例ともいえる相手ベンチへの挨拶を行った。おそらく視線の先は、マーリンズのクレイトン・マッカラー監督がいるのだろうか。昨季ドジャースの一塁コーチとして大谷の59盗塁を支え、出塁時にヘルメットをくっつける「ヘッドバンプ」のセレブレーションを行った“盟友”。前日に再会すると、大谷は屈託のない笑みを浮かべていた。
ニヤリと笑顔を送ると、その24秒後、大谷は7号先頭打者アーチを放った。豪快な一発は“計画的”だったのかもしれない。