大谷の大活躍をフイに…同僚“イラ立ち”「守備が酷かった」 敗戦に吐露「受け入れがたい」

太陽と被ったか…フライを捕球できなかったシーンも
【MLB】カージナルス 5ー3 ドジャース(日本時間7日・ロサンゼルス)
ドジャースは6日(日本時間7日)、本拠地で行われたカージナルス戦に3-5で敗れた。「1番・投手兼指名打者」で出場した大谷翔平投手が4回1失点、3回に逆転2ランを放つ大活躍を見せたが、勝利は手にできなかった。試合後、ミゲル・ロハス内野手は「とてもフラストレーションを感じているよ」と心境を明かした。
この日は大谷が復帰後8度目の先発。2回まではパーフェクト投球を見せていたが、3回に先頭ウォーカーのフライを二塁を守っていたロハスが捕球できず、結果は安打に。その後セーフティスクイズで先取点を許してしまった。
その直後には大谷が39号逆転2ランを放つなどリードを奪ったが、8回には2死一、三塁から中前打で同点に追いつかれ、中堅手パヘスの送球を捕った三塁手フリーランドが二塁へ悪送球。逆転も許してしまった。
試合後ロハスは「ショウヘイは三振を量産して、4イニングを力投してくれた。本塁打まで打って、(チームを)引っ張ってくれたのに……シリーズをいい形で終えることができなかった。最も大事なのは、チームの勝利。だから、とてもフラストレーションを感じているよ」と語った。
「今日はチームとして守備が酷かった。いくつかの場面でもっといいプレーができたはずだ。手痛かった。私にとっても今日(のパフォーマンス)は受け入れがたい。ムーキー(・ベッツ)ともっとコミュニケーションをするべきだった。改善の余地がある」
大谷の投球について問われると「オオタニが失点する度に、感情的になってギアを上げているような気がする。マウンドに上がるたびに(普段と)少し違う気がする。自分が試合(の運命)を握っているという感じだ。失点した後に本塁打を放って、三振を奪った。彼の活躍は印象に残るよ。しかも、昨日は長い試合だったからね。(昨日の試合で)9回に出塁して、走り回っていたし。家に帰って、午後1時開始の試合で投げている訳だから、彼に脱帽しないといけない」と、奮闘を称えた。
(Full-Count編集部)