大谷翔平&ベッツを“黙らせ”「とんでもない」 レジェンド以来23年ぶりの快挙に称賛の声

満塁のピンチをしのいで初セーブの23歳
【MLB】Bジェイズ 5ー4 ドジャース(日本時間11日・ロサンゼルス)
終盤の大ピンチで、新人が大打者2人を退けた。10日(日本時間11日)に敵地のドジャース戦で9回にセーブを挙げたブルージェイズのメーソン・フルハーチ投手は、今季メジャーデビューした新人。満塁の場面で大谷翔平投手とムーキー・ベッツ内野手を打ち取ったが、これは23年ぶりの快挙だった。
ドジャースが1点を追う最終回、1死満塁の場面で8番手として登板。大谷を空振り三振、ベッツを三ゴロに打ち取ってピンチを脱し、自身初セーブを挙げた。大谷への2球目の判定を巡り、ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督がベンチで激高する場面があった中、崩れなかった。
米データ会社「オプタ・スタッツ」は公式X(旧ツイッター)で、この好投がもたらした記録に言及。「満塁の場面で、2人のMVP受賞経験者を打ち取ってセーブを挙げたのは、2002年9月15日のトレバー・ホフマン(バリー・ボンズとジェフ・ケントを打ち取った)以来のことである」と投稿し、メジャー史上初の600セーブを達成したレジェンド以来の快投だったことを紹介した。
ファンからはSNSで「試合を救って、しかもカッコよくやってのけた」「史上最高のセーブをしたと聞いている」「とんでもない記録だ」「冷静沈着」「伝説の始まり!」「彼にとってこれは大きな歴史的偉業だ」などと、23歳の若者による大物斬りに称賛が集まった。
(Full-Count編集部)