大谷翔平、3戦連発42号もド軍敗戦 エ軍戦4戦4敗…由伸6失点で8敗目 パ軍が1差接近

大谷はエ軍本拠地で通算100号…42号でシュワーバーに並ぶ
【MLB】エンゼルス 7ー4 ドジャース(日本時間12日・アナハイム)
ドジャースの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地でのエンゼルス戦に「1番・指名打者」で出場し、42号本塁打を放った。3打数1安打で打率.284。先発の山本由伸投手が自己ワーストの6失点で5回途中で降板、8敗目を喫した。チームは4-7で敗れ、今季のエンゼルス戦は4戦4敗となった。
豪階段も空砲に終わった。8回1死、右腕アンダーソンの内角カットボールを完璧に捉えた。右翼スタンドへ飛び込む42号ソロ。3試合連発は今季4度目で通算12度目だ。打球速度100マイル(約160.9キロ)、飛距離389フィート(約118.6メートル)、角度33度だった。
キング争いでは42発のシュワーバーに再び並んだ。5戦4発の量産態勢で、シーズン57発ペース。今季自己最長の10試合連続安打に伸ばした。移籍後は古巣本拠地では3試合目で初アーチ。球場別では最多の通算100本塁打となった。
初回先頭で迎えた第1打席は5球目の変化球を打つも二ゴロに倒れた。打席に向かう際は敵地ながらも歓声で迎えられた。3回2死の第2打席はカウント3-2から6球目の変化球に空振り三振、第3打席は四球だった。
先発の山本は初回先頭のネトに初球の直球を捉えられると打球は右中間スタンドへ。いきなり18号先制ソロを浴びた。その後は2番・シャヌエルを中飛に抑えるも、直後に2者連続四球を許した。1死一、二塁から5番・モンカダに右前適時打を浴び、2点目を失った。
5回には無死満塁のピンチを招き、トラウトに右前2点適時打を許して追加点を失った。その後も失点を重ねて、自己ワーストの6失点となったところでマウンドを降りた。チームは8回にマックス・マンシー内野手の3ランなどで追い上げを見せたが、7点差を覆すことはできなかった。
この日、パドレスは敵地・ジャイアンツ戦に勝利。ダルビッシュ有投手が6回1失点で2勝目を挙げた。ゲーム差はついに1まで縮まった。
(Full-Count編集部)