阪神園芸の“神整備”に大歓声&拍手 甲子園が豪雨で一時中断…わずか60分で試合再開

試合再開に向けて整備を行う阪神園芸【写真:加治屋友輝】
試合再開に向けて整備を行う阪神園芸【写真:加治屋友輝】

第3試合が雨で一時中断、迅速な整備にアルプスから感謝の思い

 大会第10日目を迎えた第107回全国高校野球選手権は15日、第3試合の佐賀北-明豊(大分)の5回終了後、強い雨が降り出して試合が一時中断した。再開が心配されたが、天候が回復し始めると阪神園芸のスタッフが登場。試合開始に向け、手際よく整備を進める姿にスタンドから歓声が上がった。

 15時45分、5回裏の佐賀北の攻撃が終わった直後、雨の影響で試合が中断した。本塁付近など内野全域にシートがかけられ、グラウンドは水たまりもできた状態。屋根のある場所に避難するファンもいた。ベンチに下がった選手も上空を見上げ、天候が回復するのを待った。

 時間が経ち雨が弱まると、阪神園芸のスタッフがグラウンド整備に登場。大きなシートを手際よくたたむ息の合った仕事ぶりに場内から大きな歓声と拍手が巻き起こった。明豊アルプスからは「ありがとうございました」の言葉が届けられ、佐賀北アルプスは大きな拍手と指笛で阪神園芸のスタッフに感謝した。

 その後、試合は16時45分頃に6回から再開。約1時間の中断となったが、甲子園は阪神園芸スタッフへの感謝の思いに包まれた。試合は5回を終えて3-1で明豊がリードしている。

(Full-Count編集部)

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