日ハム・マルティネスが2HR、鷹アルメンタも10K躍動…ロッテがDeNAに辛勝、24日ファーム結果

楽天は満塁好機で得点できず
パ・リーグ球団主催のファーム公式戦が24日、5試合が行われた。日本ハムは鎌ケ谷での巨人戦に3-4で敗戦。先発・宮内春輝投手は初回に犠飛で先制を許すと、2回には連続適時打を浴び2回4失点で降板した。
打線は初回、アリエル・マルティネス捕手の4号2ランで逆転、3回にも5号ソロで1点差に迫った。しかし以降は好機で併殺に倒れるなど追加点を奪えず。救援陣は7投手で無失点リレーを見せたが、序盤の失点を取り返せなかった。マルティネスが2本塁打3打点、藤田大清外野手と今川優馬外野手は2安打をマークした。
ソフトバンクは舞洲でのオリックス戦に5-1で勝利した。先発のアレクサンダー・アルメンタ投手は2回に先制を許すも、以降は尻上がりの投球で6回まで5者連続奪三振。6回1/3で92球3安打1失点、2四球10奪三振の好投を見せた。
打線は6回に笹川吉康外野手の適時内野安打で同点とすると、8回に石塚綜一郎捕手の2点適時二塁打で勝ち越し。さらに井上朋也内野手の安打と失策で加点し、藤野恵音内野手の犠飛で突き放した。救援陣も無失点でつなぎ、石塚が2安打2打点と勝負強さを発揮した。
西武はベルーナドームでのヤクルト戦に1-3で敗れた。先発・青山美夏人投手は2回と5回に適時打を許して2失点するも、6回97球7安打3奪三振と粘った。7回は佐々木健投手が無失点リリーフも、8回に豆田泰志投手がソロを浴び3点差になった。
9回裏にアンソニー・ガルシア外野手の二塁打から川野涼太内野手の適時打で1点を返し、なお2死二、三塁と攻め立てたが、最後は三振で試合終了。平沢大河内野手とガルシアが2安打と気を吐いたが、あと一歩及ばなかった。
楽天は森林どりスタジアム泉での新潟戦に3-4で惜敗した。先発のミゲル・ヤフーレ投手は2回に3連続適時打で4失点も、以降は立ち直り、7回4失点で踏ん張った。打線は2回の満塁機を逃したが、4回に伊藤裕季也内野手の安打から永田颯太郎内野手の1号3ランが飛び出して1点差に。
その後も2死満塁の好機を2度つくるなど計9安打と攻めたが、あと一本が出ず。伊藤が3安打、永田は今季初本塁打を放ったが、終盤の反撃は実らなかった。
ロッテは浦和球場でのDeNA戦に6-5で勝利した。先発・秋山正雲投手は3回1失点の内容。打線は3回に藤田和樹外野手の適時打で同点とすると、6回に松川虎生捕手の適時打で再び追い付く。続く満塁の好機で藤田が2点二塁打を放ち勝ち越しに成功した。
7回に失策絡みで1点を返されたが、その裏に勝又琉偉内野手の2点適時打で再びリード。終盤に2ランを浴び1点差に迫られたが、9回は坂本光士郎投手が無失点で締めた。藤田が4安打3打点、松川も途中出場で同点打を放ち勝利に貢献した。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)