まさかの野次も…大谷翔平の“忘れていた事実” 独走数値にお手上げ「おかしいって」

21日ロッキーズ戦の第1打席以来のヒットが45号
【MLB】ドジャース 8-2 パドレス(日本時間25日・サンディエゴ)
ドジャース・大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地でのパドレス戦で今季45号を放った。ナ・リーグ本塁打王争いで再びトップに立ち、宿敵パドレス戦での勝利に貢献した。直近2試合、計12打席ノーヒットから一転しての豪快弾。一時の不調を経て、試合後に判明した“事実”にファンも「感覚バグる」と脱帽を隠せなかった。
大谷は9回1死走者なしの第5打席、松井の94.1マイル(約151.4キロ)のフォーシームを捉え、打球速度108.9マイル(約175.3キロ)、飛距離409フィート(約124.7メートル)、角度28度の一発を右翼席へ運んだ。今季45号とし、フィリーズのカイル・シュワーバー外野手に本塁打数で並んだ。
もっとも、ここ数試合は打席で苦戦した。投打同時出場した20日(同21日)ロッキーズ戦の初回第1打席で二塁打を放って以降は快音がなく、地区優勝を占うパドレスとの最初の2試合は7打数無安打1四球。チームも連敗した。この日は初回に四球で出塁したが、三振、中飛、三振と最初の4打席で安打はなかった。それでも、9回に一発を叩き込み、ついにHのランプが灯った。
試合中には、ベンチ横のパドレスファンから野次られ続けたが、本塁打後にはまさかのハイタッチを見せて驚かせる場面も。12打席ノーヒットながらも、8月の21試合で無安打だったのは計3試合、打率.342(76打数26安打)はリーグ7位、7本塁打は1本差の同3位タイ、OPS1.171は同トップと圧倒的な成績を残している。
気づけば8月も月間MVP級の数字を残していることにファンも注目。「毎日ホームランを打たないと不調と言われる異常な状態」「月間MVPレベルの活躍ですよね。笑」「年々ハードルが高くなっていて頭が下がります」「月間MVPありそう」「結局は凄すぎて草」と驚きの声を寄せた。
(Full-Count編集部)