楽天が延長11回に勝ち越し弾…4月以来の日ハムカード勝ち越し 鷹14安打も3得点で惜敗、31日パ結果

6号ソロを放った楽天・中島大輔【画像:パーソル パ・リーグTV】
6号ソロを放った楽天・中島大輔【画像:パーソル パ・リーグTV】

オリックスは頓宮裕真が4安打の活躍

 パーソル パ・リーグ公式戦が31日、3試合が行われた。楽天はエスコンフィールドでの日本ハム戦に延長戦の末1-0で勝利。ロッテはZOZOマリンで行われたソフトバンク戦に4-3で白星を挙げ、オリックスはベルーナドームでの西武戦に4-1で勝利した。

 楽天先発・内星龍投手は5回71球を投げ無失点と好投。打線は日本ハム先発・福島蓮投手の前に6回まで二塁を踏めなかったが、救援陣の踏ん張りで試合は延長に突入した。迎えた11回表、1死から中島大輔外野手が6号ソロを放ち均衡を破った。の裏は則本昂大投手が1死三塁のピンチを背負い、代わった宋家豪投手も四球を与えたが、最後は二塁ライナー併殺で締めた。

 勝利した楽天は救援陣が6回以降を2安打1四球に封じ、4月以来となる日本ハム戦カード勝ち越しを決めた。一方の日本ハムは先発・福島が6回2/3を5安打1四球無失点と力投し、救援陣も4回1/3を1失点と粘ったが、打線が散発6安打で無得点に終わった。

 ロッテ先発・小島和哉投手は2回に3連打で先制を許したが、直後に佐藤都志也捕手が3号ソロを放ち同点。3回には西川史礁外野手と上田希由翔内野手の連打からバッテリーミスを突いて勝ち越すと、内野ゴロの間にも追加点。4回には友杉篤輝内野手がプロ初本塁打を放った。

 小島は6回まで毎回走者を背負いながらも粘投し、123球10安打2四球2失点で今季7勝目を挙げた。8回に1点差まで迫られたが、9回を横山陸人投手が締めて逃げ切った。ロッテは西川、上田、友杉が2安打と活躍。一方のソフトバンクは14安打を放ちながら3得点止まり。松本晴投手が3回途中3失点(自責1)と試合を作れず、守備の乱れも響いた。

 オリックスは4回、頓宮裕真捕手の安打などで2死一、三塁とし、若月健矢捕手の打球が敵失を誘い先制。5回には廣岡大志内野手の安打と盗塁から西川龍馬外野手が適時打を放った。先発アンダーソン・エスピノーザ投手は毎回走者を背負いながらも粘り、5回2/3を117球11安打1失点で今季5勝目。以降は才木海翔投手、岩嵜翔投手ら救援陣が無失点でつないだ。

 9回表には中川圭太内野手の二塁打から麦谷祐介外野手が2点二塁打を放ち、リードを広げて勝負を決めた。打線は頓宮が4安打、西川も2安打と活躍。敗れた西武は隅田知一郎投手が5回0/3で2失点(自責1)。打線は13安打を放ちながら1点のみで、チームは3連敗となった。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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