山本由伸、7回10K1失点に手応え「これだという感覚」 新人捕手を信頼「頭がいい」

試合後、取材に応じるドジャース・山本由伸【写真:上野明洸】
試合後、取材に応じるドジャース・山本由伸【写真:上野明洸】

「7回まで投げられたので良かった」

【MLB】ドジャース 5ー4 Dバックス(日本時間1日・ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手は8月31日(日本時間9月1日)、本拠地・ダイヤモンドバックス戦で7回4安打1失点と好投。自己最多タイ10三振を奪う力投を見せた。12勝目はならなかったものの、「しっかり1週間練習できたので、自信を持ってマウンドに上がることができました。初回からいい立ち上がりができて、7回まで投げられたので良かったと思います」と振り返った。

 3回まで3イニング連続で3者凡退。連打でピンチを招いた4回も、失点はデルカスティーヨの適時打1本に止めた。「変化球も良かったので、真っ直ぐもどのカウントでも思い切ってゾーンに投げることができた」。

 10三振を奪い、無四球と制球も安定した。「しっかりいいフォームで腕を振って、思い切り投げていけた中で四球がないのは調子がいい証拠。これを続けていけるように頑張りたい。(10奪三振は)いろんなボールを使いながら、いろんなコースを使いながら今日は投げられた。いろんな部分がうまくいったなという感じです」と振り返った。

 チームは2連敗中だった。「まずは自分の投球に集中して試合に入る。昨日、一昨日のことはあまり考えずに試合に入っていくことを心がけました」と語る。マスクをかぶる新人ラッシングについては「(正捕手スミスと)どちらがいいではないですけど、全力でサポートしてくれますし。フォームの面もアドバイスをくれたり、すごく見えているなと感じます。すごく頭もいいし、熱い男。頼りにしています」と信頼感を口にした。

 3試合連続のクオリティ・スタート(QS)。8月24日(同25日)の敵地・パドレス戦に続く勝ち星はならなかったが、表情は明るい。「コンディションだったり体調は春から変わらずにできています。フォームは多少波があったりしましたけど、ここ最近は明確に、これだという感覚が出ている。投球のどの面もいい方向にいっているなと思います」と自信をのぞかせていた。

(Full-Count編集部)

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