大谷翔平も届かない…ジャッジの衝撃数値“1.117” 漂う復調、揺るがぬ最強打者の地位

OPSと打率は依然としてメジャートップ
【MLB】Wソックス 3ー2 ヤンキース(日本時間1日・シカゴ)
怪物が再び目覚め始めた。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は8月31日(日本時間9月1日)の敵地ホワイトソックス戦で43号ソロを放ち、これで直近5試合で3本塁打。通算358号となり、ヨギ・ベラと並んでヤンキース史上5位の本塁打数に到達した。負傷から復帰後は不調に苦しんでいたが、メジャー最強打者がシーズン終盤に向けて再び大爆発の気配を漂わせている。
同日のホワイトソックス戦では初回、ペレスのカットボールをバックスクリーンに左に運ぶ43号。2試合連続の本塁打で、同試合は5打数3安打と好調だった。これで直近5試合は打率.389、3本塁打、4打点となった。同じスーパースターとして比較されることが多いドジャースの大谷翔平投手にも2本差とした。
前半戦は一時4割に迫る打率を残すなど、3冠王も視野に入ってくる絶好調ぶりを見せた。だが、マリナーズのカル・ローリー捕手に本塁打で抜かれると、7月27日(同28日)に右肘痛のため負傷者リスト(IL)入り。5日(同6日)に復帰するも8月は打率.241、本塁打6、打点12と、本来の打棒は影を潜めていた。ローリーには最大10本差をつけられていた。
だが、8月の不調でもOPS1.117はメジャー全体で断トツの成績。ここにきて再びギアを上げてきた大砲にファンからは「本物のMVP」「彼は目覚めた」「火がついた」「復調している」「みんなが知ってるジャッジが帰ってきた」「ローリーに追いつこうとしている」「大谷さんゆっくりしてるとジャッジに抜かれますよ」「しばらく欠場してたのに大谷翔平に並びそうな勢いのジャッジ」「大谷がものすごい勢いでOPS下げててシュワバーとの差がだいぶ縮まった。しかし、ジャッジがどれだけ異次元か分かる」などのコメントが出ている。
(Full-Count編集部)