アストロズに浮上した“不正バット疑惑” 安打直後にまさかの没収「何が起こった?」

アストロズのテイラー・トランメル【写真:ロイター】
アストロズのテイラー・トランメル【写真:ロイター】

トラメルが二塁打を放つも…審判団がバットを回収

 まさかのバット“没収”の事態が起きた。4日(日本時間5日)にダイキン・パークで行われたヤンキース-アストロズの9回、アストロズのテイラー・トラメル外野手が二塁打を放ったが、審判にバットをチェックされて、回収された。

 米メディア「トーキン・ベースボール」がX(旧ツイッター)で「トラメルのバットに何らかのマーキングがあり、9回に彼が二塁打を打った後、そのバットは没収された」と掲載して映像を公開すると「アストロズはやっぱりいつもズルしてるな。見てて本当に悲しい」「まあ、アストロズだからね」「で、結局何が起こったんだ?」「バレルが削られてたんだ」「審判は、トラメルが本当にボールを打ったことが信じられなかっただろうな」などのコメントがファンから相次いだ。

 MLB公式によれば「8―3のヤンキースリードで迎えた9回、無死一塁からトラメルがベドナーからフェンス直撃の二塁打を放ち、無死二、三塁の場面。ここで登場したのがヤンキースのアーロン・ブーン監督。フィールドに出てきて、審判団にトラメルのバットを検査するよう要求した」と言及している。

 さらに審判団はバットのバレル部分の変色を理由に、バットが合法的なものかを確認するため、ヘッドセットを使って検証を行った。トラメルは「バットが削られすぎている」と告げられたとされている。ただ、MLBはこのバットを二色塗装の切り替え位置が規定に反していたため規則違反と判断し、没収したが、性能上の優位性はないとしてトラメルへの処分は科さなかった。

 このことについてファンは「アストロズだよ。驚く人なんていないでしょ?」「あいつら、いつも新しいズルのやり方を見つけようとしてるよな」「アストロズがまたやってる」「こんなバット、初めて見た」「またかよ」など非難の声を上げていた。

【実際の様子】ヒットを打ったのにバット“没収” 審判団が集合…「何が起こった?」

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