ドジャース退団から4日…26歳の去就が決定 約2週間で迎えた終焉、受けた“戦力外”

祖父は元近鉄の助っ人ということも話題に
わずか10日余りでチームを去った男の新天地が決まった。ドジャースから8月25日(日本時間26日)にDFA(40人枠から外す措置)となっていたバディ・ケネディ内野手が、1日(同2日)までにブルージェイズとマイナー契約を結び、傘下の3Aバッファローに配属された。
26歳のケネディは8月12日(同13日)にブルージェイズからDFAとなり、ウェーバーとなったところを8月15日(同16日)にドジャースが獲得。マックス・マンシー内野手の負傷者リスト入りを受け、ドジャース加入後に即日メジャー昇格していたが、7試合で1安打、打率.059と打撃で苦戦した。
祖父はメジャー通算1623安打を放ち、近鉄でもプレーしたドン・マネー氏ということでも話題に。8月25日(同26日)にエンリケ・ヘルナンデス内野手が負傷者リストから復帰したことに伴い、ロースターに空きを作るためDFAとなっていた。28日(同29日)にはFAとなりドジャースを去り、球団に在籍した期間はわずか2週間だったことになる。
米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」によれば「ケネディはドジャースからマイナーに所有権が移った後に、FAを選択した」とされていた。今季は3Aでは計78試合に出場し、打率.271、8本塁打45打点、OPS.783と一定の成績を残している。
バットでは結果が出なかったが、守備は持ち味としており、短期間ながら離脱者が発生したドジャースで“代役”としての役割をこなした。1か月足らずで再び古巣とマイナー契約を結び、新たな活躍を目指すことになる。
(Full-Count編集部)