ソフトバンク今季最多貯金「30」 日ハム結果次第でM18初点灯…18安打11得点で快勝

初回に5号3ランを放ったソフトバンク・牧原大成【写真:小林靖】
初回に5号3ランを放ったソフトバンク・牧原大成【写真:小林靖】

牧原大が初回に先制3ラン…4回まで毎回得点

■ソフトバンク 11ー0 楽天(5日・みずほPayPayドーム)

 ソフトバンクは5日、みずほPayPayドームで行われた楽天戦に11-0で大勝した。連勝を4に伸ばし、貯金は今季最多タイとなる「30」となった。同日に日本ハムが敗れれば、優勝マジック18が今季初点灯する。一時は借金7を背負っていたが、昨季のパ・リーグ王者が連覇に向けて着実に歩みを進めている。

 初回から打線が爆発した。無死一、二塁で牧原大成内野手が右翼席に今季5号3ランを叩き込み、幸先よく先制。2回も柳町達外野手や中村晃外野手に適時打が生まれて3点を加点すると、4回まで毎回得点で主導権を完全に握った。

 7回にはプロ5年目の23歳、笹川吉康外野手に今季1号2ランが飛び出るなど、攻撃の手を緩めなかった。先発の大津亮介投手は毎回のように走者を許しながら、要所を締めて7回無失点と好投。今季4勝目をマークした。

 昨季は圧倒的な力でリーグ優勝に輝いたソフトバンクだったが、今季は開幕3連敗とまさかのスタートを切った。柳田悠岐外野手や近藤健介外野手ら主力の相次ぐ故障もあり、チームは5月1日の日本ハム戦で敗れた時点では今季最多の借金7と苦しんだが、その後は中堅・若手選手の台頭もあり、一気に白星を重ねた。

 5日の試合で2位日本ハムが敗れれば、ゲーム差は3に広がり、今シーズン初めてとなる優勝マジック18が点灯する。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY