大谷翔平が降板直後に“謎行動”「楽しんでます」 LA実況は大爆笑…敵選手と粋な交流

大谷が激戦の中で見せた笑顔と身振りの交流が話題に
【MLB】オリオールズ 2ー1 ドジャース(日本時間6日・ボルティモア)
一部始終を目撃した実況も爆笑するしかなかった。ドジャースの大谷翔平投手が5日(日本時間6日)の敵地オリオールズ戦で降板する際、三塁にいたオリオールズのライアン・マウントキャッスル内野手と謎のやり取りを交わし話題を呼んでいる。
大谷は8日(同9日)の本拠地ロッキーズ戦に登板予定だったが、背中の張りで登板を緊急回避したタイラー・グラスノー投手に代わり急遽マウンドに上がった。3回2/3を投げ、3安打無失点1四球5奪三振として、スケジュールが急遽変更になるハプニングを何とか乗り切った。
2死三塁でマウンド上にロバーツ監督らが集まり大谷に降板を告げると、その直後だった。大谷は先頭打者として二塁打を放ち、その後三塁に進塁していたマウントキャッスルを指差し、身振り手振りでコミュニケーションを取った。意図は不明だが、塁上のマウントキャッスルも笑顔で応じ、大谷はベンチへと下がって行った。
この光景に注目したのが地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況スティーブン・ネルソン氏だった。「オオタニが三塁にいるマウントキャッスルとあいさつをして、楽しんでいます。はっはっはっはっはっは! バンダが4回の最後のアウトを取りに行きます」とし、突然の交流に思わず笑い声をもらした。オリオールズの地元放送局「MASNスポーツ」の実況ブースでも大谷がマウントキャッスルに微笑みかけた瞬間に注目した。
大谷が試合中に敵軍選手と笑顔で交流するのはお馴染みで、時間にしてほんの5~6秒だったが、今回も大谷の人柄がにじみ出たシーンとなった。