22歳の超絶美技に「どんな身体能力してるんだ」 二塁ではなく遊撃でも「もうGG確定」

UZRは二塁6.5、遊撃5.6
■西武 4ー0 ロッテ(6日・ベルーナドーム)
複数のポジションで連発する美技に、贅沢な悩みも浮上している。西武の滝澤夏央内野手が6日のロッテ戦に「9番・遊撃」で出場。またしても好守を連発し、球場を大いに沸かせた。
初回に俊足の高部が放った高いバウンドの打球を処理し、ジャンピングスローで難なくアウトに仕留めた。さらに続く西川が放ったセンター方向への打球に追いつくと、二塁ベース付近で1回転して一塁に送球するダイナミックな美技を披露し、球場をどよめかせた。SNSでも「なんですかこれは」「どんな身体能力してるんだ。凄すぎて訳分からん」「これはもうゴールデングラブも確定。なんて神の人なんだ」「夏央! 忍者だ!」「現実離れし過ぎてて、もはやアニメの世界!」「小坂級じゃないのこの広い守備範囲と華麗な身のこなし」などの称賛が止まらない。
育成で入団した4年目の21歳は、今季オールスターゲームにも初選出。身長164センチと小柄ながら、その美技で名を知らしめている。今季は二塁で67試合、遊撃で43試合、三塁で4試合に出場。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによるとUZRは合計12.4と両リーグの内野手の中で圧倒的な数字を記録している。
このためファンからは「夏央はGG待ったなしじゃないかしら。懸念点はセカンドショート両方で素晴らしすぎるところ」「ダブル受賞って無理なの? 笑」「ポジションで票割れてゴールデングラブ逃さないように、記者たちは談合しておいてくれ」「二遊の両方でGGあるんじゃないかと思う安心感」と、二塁と遊撃のどちらでゴールデングラブ賞に選ばれるかも注目を集めている。