大谷翔平が叩き出した“11”に米驚愕「マジか…」 緊急でも脅威の数値「唯一無二だ」

リハビリ登板中にも関わらず球速が上がる大谷
緊急登板にも関わらず驚異的な数値を叩き出した。ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)のオリオールズ戦で100マイル(約160.9キロ)を連発。予定外で急きょ登板となったが、その剛腕ぶりを遺憾なく発揮した。
当初は先発が予定されていたタイラー・グラスノー投手が背中の張りで登板を回避。大谷自身も体調不良のため3日(同4日)のパイレーツ戦を回避していたが、2日後の急な登板でも結果を出した。3回2/3を投げて5奪三振、無失点と力投を見せた。
中でも注目を集めたのは、その球速だった。MLB公式のサラ・ラングス記者は翌6日(同7日)、大谷が同試合でMLBのキャリアで2番目に速い101.5マイル(約163.3キロ)と、3番目に速い100.9マイル(約162.4キロ)を投げたと紹介。今年6月28日(同29日)のロイヤルズ戦に自己最速となる101.7マイル(約163.7キロ)を計測したが、それに次ぐ速度を叩き出した。
また同日、大谷が投げた100マイル(約160.9キロ)超えは11球。これまで1試合で100マイル以上の球を球速した最多回数は9球で、その記録を更新したことも紹介した。
さらに「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏も5日(同6日)に「今シーズン100マイル以上を投げた回数」のデータを紹介。ともにメジャー最高峰の先発投手として知られるタリク・スクーバル(タイガース)の24球、ポール・スキーンズ(パイレーツ)の13球を上回り、大谷が31球で上回った。大谷は6月に投手復帰したばかりで、2人と比べて総投球数も5分の1程度なのだが、いかに大谷の球速が圧倒的であるかが分かるデータだ。
登板回避から2日後というコンディション良好とは思えない状況の登板で叩き出した数値に、ファンからも驚きの声が続出。「彼は先発する予定じゃなかったのに」「彼はレジェンドに進化している!」「手術から復帰して逆に速球増えるとかあるのかな…??」「そっそんなに…肘大丈夫?」「ショウヘイは更に進化しているということか……」「いつも自然に100マイルを投げていたから驚きはない」「唯一無二だ」「簡単に言ってバケモノです」「マジか……」などのコメントがSNSに書き込まれている。
(Full-Count編集部)