オリが日ハムに3連勝 楽天はボイトが2打席連発…鷹は連勝が5でストップ、パの結果

ロッテは西武に勝利…小島が4連勝
パ・リーグは7日、公式戦3試合が行われ、京セラドームではオリックスが3-2で日本ハムに逆転勝利を収めた。
今季初先発の山下舜平大投手は初回、3者連続三振を奪う上々の立ち上がりを見せる。しかし、2回に2四球を与え、2死一、二塁から田宮裕涼捕手の適時打で先制を許した。さらに、5回には清宮幸太郎内野手に10号ソロを浴び、5回91球3安打11奪三振4四球2失点でマウンドを降りた。
打線はその裏、宗佑磨内野手の安打と来田涼斗外野手の四球で2死一、二塁の好機を演出。廣岡大志内野手の適時打で1点を返す。続く6回にも、頓宮裕真捕手の安打、中川圭太内野手の二塁打で2死二、三塁のチャンスをつくると、紅林弘太郎内野手が適時打を放ち、同点に追い付いた。そして7回、来田の二塁打、西川龍馬外野手の安打で1死一、三塁から、代打・西野真弘内野手の適時打で勝ち越しに成功する。
救援陣は6回から入山海斗投手、岩嵜翔投手、ルイス・ペルドモ投手、才木海翔投手が無失点でつなぎ、3-2で試合終了。同一カード3連勝を飾ったオリックスは、西川、中川、きょう1軍昇格の来田が2安打の活躍を見せた。
みずほPayPayドームでは楽天がソフトバンク4-2で勝利。先発の藤井聖投手は、2回に海野隆司捕手、佐藤直樹外野手、野村勇内野手の3連打で1点の先制を許す。3回、4回は3人で攻撃を終え、5回はピンチを招きながらも、全てのアウトを三振で奪った。6回105球5安打4四球4奪三振1失点で降板した。
打線は1点を追う3回、ルーク・ボイト内野手の9号ソロで試合を振り出しに戻し、4回に太田光捕手の1号2ランで勝ち越し。5回にはボイトに2打席連発の10号ソロが生まれた。7回は西垣雅矢投手が無失点でつなぐ。8回に登板した鈴木翔天投手は1点を失ったが、2点差で迎えた9回は藤平尚真投手が締め、4-2で連敗を4で止めた。対するソフトバンクは連勝が5でストップした。
ベルーナドームではロッテが4-2で西武に勝利し連敗を3でストップ。初回に高部瑛斗外野手の安打と寺地隆成捕手の四球で1死一、二塁とし、2死から藤岡裕大内野手の適時打で1点を先制。3回には佐藤都志也捕手の4号2ランが生まれ、4回にも4点目を挙げた。
頼もしい援護を受けた先発・小島和哉投手は4回に渡部聖弥外野手の9号ソロで1点を失ったものの、7回まで7安打1失点と粘投。8回は1死三塁から外崎修汰内野手に適時打を浴びたが、後続を2人で退け、8回112球9安打無四死球2失点で降板した。
9回は横山陸人投手が締めた。小島は4連勝を飾り今季8勝目。藤岡は先制打を含む3安打1打点の活躍を見せた。一方の西武は、プロ初先発となったドラ5ルーキー・篠原響投手が4回2/3を7安打3四死球5奪三振4失点とほろ苦デビューとなった。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)