“伝説のHR王”すら置き去り…大谷翔平が到達した「102」 驚異のペースで見据える歴史的領域

米初対戦となった菅野智之から47号先頭打者弾&2打席連続の48号
【MLB】ドジャース 5ー2 オリオールズ(日本時間8日・ボルティモア)
ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地で行われたオリオールズ戦で2打席連続本塁打を放ち、連敗ストップに貢献した。今季48号に達し、ヤンキースの“伝説の本塁打王”を置き去りにした。
菅野智之投手とメジャー初対決となった初回無死の第1打席、シンカーをバックスクリーン右へ運んだ。今季12本目の先頭打者弾となり、2023年のムーキー・ベッツに並ぶ球団最多タイ記録となった。さらに3回無死の第2打席はフォーシームを捉える48号。2打席連発は5月15日(同16日)以来、今季2度目だった。
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は「所属した1球団での最初の2年間の本塁打数ランキング」を紹介。1位は1920-21年ベール・ルース(ヤンキース)の113本、2位は2001-02年アレックス・ロドリゲス(レンジャーズ)の109本、3位は2024-25年大谷(ドジャース)の102本、4位は1960-61年ロジャー・マリス(ヤンキース)の100本となっている。
昨季54本塁打を放っている大谷は、この日で単独3位に浮上。2022年にアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)に抜かれるまで、ア・リーグのシーズン最多本塁打記録保持者で、通算275本塁打、MVP2度、打点王2度のレジェンドを上回ったことになる。
通算696本塁打、MVP3度、本塁打王5度のAロッド氏まではあと7本。今季残り19試合でラストスパートをかけ並ぶことはできるだろうか。
(Full-Count編集部)