リチャードは「本物だった」 体勢崩れても中段にズドン…X称賛「これで入るのおかしい」

8月19日のヤクルト戦以来2本目の満塁弾
■巨人 6ー4 広島(9日・東京ドーム)
衝撃のパワーを見せつけた。巨人のリチャード内野手が9日、東京ドームでの広島戦に「7番・一塁」で先発出場。初回に9号満塁弾を放ち、勝利に貢献した。軽く振っただけながらも驚きの柵越え。「本当にロマンある」「これで入るのえぐい」とファンも驚きを隠せない。
巨人が2-1と勝ち越して迎えた1死満塁でリチャードに打席が回った。3球で追い込まれたものの、際どいボールを見極めてフルカウントとし、床田寛樹投手が外角に投じた137キロのツーシームを振り抜いた。
少し体勢が崩れたようなスイングだったものの、力強い打球がレフトスタンドへ。9号満塁弾を中段まで運んだ。8月19日のヤクルト戦(神宮)で丸山翔大投手から放った5号以来、今季2本目のグランドスラムに場内は大熱狂した。
リチャードの一発もあって初回に6得点を奪った巨人はそのまま勝利。やはり話題を呼んだのが今季加入の大砲が見せた一発だった。「軽く当ててる感じ」「まさしくロマン砲」「リチャードは本物だった」「相手に恐怖心を与えられる」「えぐすぎんだろ……」「これで入るのおかしいだろ」とどよめきが収まらず。早くもソフトバンク時代に記録した1軍での本塁打数は突破。自身初の2桁に“王手”をかけている。
(Full-Count編集部)