ベッツ殊勲打の直後…203cm右腕の“表情”に「泣きそう」 イライラから1週間、一転した歓喜の時

ロッキーズ戦に先発したドジャースのタイラー・グラスノー【写真:ロイター】
ロッキーズ戦に先発したドジャースのタイラー・グラスノー【写真:ロイター】

グラスノーは4月1日以来の2勝目を飾った

【MLB】ドジャース 3ー1 ロッキーズ(日本時間9日・ロサンゼルス)

 待望の瞬間に思わず白い歯を見せた。ドジャースは8日(日本時間9日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に3-1で勝利し、2連勝を飾った。試合終盤まで一進一退の展開だったが、7回にムーキー・ベッツ内野手が勝ち越し打。その瞬間、先発したタイラー・グラスノー投手の“表情”にファンも思わずホッコリした。

 グラスノーは2回、先頭・ベックの四球と二盗などで招いた1死三塁からファーマーの左犠飛で先取点を献上したものの、ピンチはこれだけ。スコアボードにゼロを並べた。なかなか打線が得点を奪えなかったが、6回にフレディ・フリーマン内野手の適時打で試合を振り出しに戻した。グラスノーは7回もマウンドに上がり、11個目の三振を奪って降板した。

 その直後、2死一塁から大谷翔平投手が強烈な二塁打を放ち、チャンスが拡大。グラスノーはベンチで思わず“デコルテポーズ”を見せた。そして続くベッツが中前に2点適時打を放つと、Fワードを連呼しながら笑顔。普段はあまり表情を崩さない203センチ右腕の頬が緩んだ瞬間だった。

 グラスノーが喜ぶのも無理もない。故障離脱もあったとはいえ、勝利投手となるのは、3月31日(同4月1日)のブレーブス戦以来。ここ数登板は好投していても援護がなく、8月30日(同31日)のダイヤモンドバックス戦では拙守もあって敗戦投手に。試合後はフラストレーションをぶつけるかのようにドアを蹴って開ける場面もあった。

 苦しい時期が続いたイケメン右腕が見せた笑顔にファンも注目。「グラスノーの嬉しそうな表情!!!よかった!」「めっちゃ喜んでる 泣きそうだわ」「グラスノーめっちゃ笑顔」「報われて良かった」「本当に嬉しそう」などとコメントが寄せられた。グラスノーの好投もあって、ドジャースは2連勝を飾った。

【実際の映像】ベッツ勝ち越し打→直後にグラスノーが見せた“一幕”「本当に」

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