佐々木朗希、5回に突如乱れ3失点降板 序盤は打者圧倒…160キロ超連発で8奪三振も

5回投げ切れず…マイナーで5度目のリハビリ登板
ドジャースの佐々木朗希投手は9日(日本時間10日)、3Aオクラホマシティの一員として、ジャイアンツ傘下3Aサクラメント戦で5度目のリハビリ登板。初回から160キロを超える直球を連発したが、5回に突如乱れて3点を奪われたところで降板。4回2/3で90球を投げて被安打3、5四死球、8奪三振だった。
上々の立ち上がりだった。先頭のメックラーを二ゴロに仕留めると、続くロドリゲスの初球で100.4キロ(約161.6キロ)をマーク。味方の好守もあり二ゴロに抑えると、3番・エルドリッジからこの日最初の空振り三振を奪った。初回は10球を投じ5球が160キロ以上。課題でもあった球速が復活した。
2回には四球とワイルドピッチで走者を二塁に進めたが、この日最速となる100.6マイル(約161.9キロ)を計測するなど、アウト全てを三振で奪った。3回は先頭ビショップをスライダーで見逃し三振、バサベには二塁打を許したが、メックラーを98.3マイル(約158.2キロ)のフォーシームで見逃し三振に仕留めるなど得点は許さなかった。
しかし5回には2四球と安打で無死満塁となると、一ゴロ、犠飛、二塁打で3失点。なおも死球を許し、ここで90球に到達して降板となった。
前回2日(同3日)の登板では初回に2本の本塁打を浴びて4失点。以降は立ち直って5回69球を投げて3安打3四死球2奪三振、最速は96.9マイル(約155.9キロ)だった。
(Full-Count編集部)