佐々木朗希、救援登板には慎重「失敗できない」 LAで話し合いへ…“不安”の胸中も

3Aサクラメント戦に登板した佐々木朗希【写真:上野明洸】
3Aサクラメント戦に登板した佐々木朗希【写真:上野明洸】

5度目のリハビリ登板が終了「自分が貢献できるところで投げるだけ」

 ドジャースの佐々木朗希投手は9日(日本時間10日)、3Aオクラホマシティの一員として、ジャイアンツ傘下3Aサクラメント戦で5度目のリハビリ登板。4回2/3を投げて被安打3、三振は8個だった。今後はロサンゼルスに戻り、首脳陣と復帰について話し合う予定。中継ぎ登板の可能性について問われた佐々木は「日本の時も1回もやったことがないので、ぶっつけでできるかは分からない」と話した。

 今回はリハビリ最終登板で、最速はこれまでの登板で最速の100.6マイル(約161.9キロ)をマーク。5回には3失点し、目安の90球に到達して降板となったものの、「僕の中ではそんなことが気にならないくらい良かった」と、4回までの内容に納得の表情を見せた。

 今後はロサンゼルスの本隊に合流し、メジャー復帰の可能性を模索。「これからLAに戻って話すことになると思う。僕が決められることではないので、自分が貢献できるところで投げるだけ」と話した。

 先発投手の頭数が揃っており、“中継ぎプラン”が浮上する可能性もある。ブルペン待機について佐々木は「そうなったら何回か練習しないと、失敗はできないので。入るんだったら、ブルペンの調整とかを何回か重ねないとなと思います」と、慎重な姿勢を示した。

(上野明洸 / Akihiro Ueno)

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