西武ドラ1が決勝打、23歳右腕が7回無失点 ロッテは延長サヨナラ勝利…10日ファーム結果

楽天2軍戦に出場した西武・齋藤大翔【画像:パーソル パ・リーグTV】
楽天2軍戦に出場した西武・齋藤大翔【画像:パーソル パ・リーグTV】

西武・上田大河が7回無失点の快投

 パ・リーグ主催のファーム公式戦が10日、2試合が行われた。西武は日本ハム戦(CAR3219フィールド)に2-0で勝利した。西武先発の上田大河投手は、7回86球5安打無失点の快投。打線は6回1死二塁から齋藤大翔内野手の適時打で先制した。その後、仲三河優太外野手にも適時打が生まれた。

 8回は実戦復帰のエマニュエル・ラミレス投手、9回は宮澤太成投手が締め、チームは3連勝。上田投手は6勝目をマークした。敗れた日本ハムは、復帰登板の古林睿煬投手が1回16球2安打無失点の内容だった。

 ロッテは楽天戦(浦和球場)に9-8で勝利した。初回、岡大海外野手の適時打で先制するも、2回に吉川悠斗投手が同点の適時打を浴びる。7回に勝ち越しを許したが、その裏に石川慎吾外野手が1号3ランを放ち逆転。しかし、9回に同点に追いつかれ延長戦へ。

 タイブレークの10回に坂本光士郎投手が4失点を喫したが、その裏、打線が猛攻を見せる。相手失策と高野光海外野手の適時打、松石信八内野手の犠飛で1点差に迫ると、アンディ・マーティン外野手が2点適時二塁打を放ち、劇的なサヨナラ勝利を収めた。敗れた楽天は、打線は平良竜哉内野手、阿部寿樹内野手、田中和基外野手、吉納翼外野手が2安打をマークするなど、計16安打8得点も、あと一歩及ばなかった。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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