急遽先発外れたスミスは「腫れが引かないと」 ド軍監督も心配顔…“代役”には賛辞

4連勝に満足げ「ファンタスティックだった」
【MLB】ドジャース 9ー0 ロッキーズ(日本時間11日・ロサンゼルス)
ドジャースは10日(日本時間11日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に14安打9得点で完封勝ちした。4連勝でマジック「13」が再点灯。デーブ・ロバーツ監督は「ブレイク(・スネル)が流れを作ってくれた。(2回の)4得点は大きかった。球数は少し増えてしまったけど、6回まで投げてくれたことはファンタスティックだったし、求めていたことだった。8回も打線が繋がった」と投打が噛み合った勝利に満足げだった。
気がかりなのは、当初「3番・捕手」で先発予定だったが試合開始1分前に右手痛のためメンバー変更となったウィル・スミス捕手の状態だ。指揮官は「試合開始15分前に、彼の手が腫れ始めたんだ。ウオーミングアップをしている時に、少しだけ痛めているようだったから、今日はスタメンから外すことにした。必要に応じて代打起用するつもりだった」と説明した。
スミスは3日(同4日)のパイレーツ戦の守備中にファウルボールが右手に直撃。負傷者リストには入らず、9日(同10日)に先発復帰したばかりだったが、再発した形となってしまった。「明日はオフだからウィルの様子を見て、金曜日(日本時間13日)にプレーするか判断を行う。腫れが引かないといけない」と心配そうだった。CTスキャンとX線検査はすでに行っており、11日(同12日)にMRI検査をする可能性があるという。
代わりに「9番・捕手」で出場したベン・ロートベット捕手が4打数2安打で、守っても5投手を好リードし完封リレーに導いた。ロバーツ監督は「ベン(・ロートベット)には間際になって伝えたけど、期待に応えてくれた。(ここまで)全ての出場機会のように、ファンタスティックな仕事ぶりだった」と賛辞を惜しまなかった。
(Full-Count編集部)