ベルーナドーム停電の原因が判明 鉄道工事でケーブル破損、西武球団「深くお詫び」

日本ハム戦で停電となったベルーナドーム【写真:小池義弘】
日本ハム戦で停電となったベルーナドーム【写真:小池義弘】

8月27日に発生、試合は停電のまま続行

 西武は11日、ベルーナドームで8月27日に行われた日本ハム戦で停電が発生したことについて、お詫びの文書を発表した。鉄道工事での高圧ケーブルの破損が原因だと判明。「ファンの皆さまをはじめ、お取引先企業や関係の皆さまには、大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申しあげます」と謝罪した。

 西武が1点をリードした9回。平良が田宮に1球を投じたところで発生。場内のメインビジョンや音響設備、テレビ中継設備などの一部機器が使用できない事態になり、テレビ配信がストップした。

 バックアップ電源が別だったため、球場の照明は落ちず、試合は停電したまま続行。西武が3-2で勝利した。しかし、試合終了後も停電は戻らず、ヒーローインタビューは中止になった。

 原因は、今年2月に実施した西武鉄道山口線斜面整備工事で、鉄道敷地内の地中に埋設されていたベルーナドームへ送電する高圧ケーブルを破損させてたことと判明。8月27日の降雨により破損箇所に雨が浸水した影響で停電が発生したとみられるという。

(Full-Count編集部)

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