大谷翔平に新たな“神話” 得点すれば勝率7割超え…「145」ペースで球団記録も

ロッキーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ロッキーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

チーム146試合のうち87試合で得点を記録、チーム戦績は63勝24敗

【MLB】ドジャース 9ー0 ロッキーズ(日本時間11日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地のロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、3打数1安打1打点、1四球だった。打率.280、OPS1.000に。チームは4連勝を飾り、2位・パドレスとのゲーム差を3に広げて地区首位をキープ。3位・ジャイアンツの自力優勝が消滅したため、地区優勝へのマジックナンバー「13」が再点灯した。

 まさに激走だった。3点先制した2回2死一塁。一走の大谷はベッツの左越え二塁打で一気に三塁ベースを蹴った。2年連続のシーズン130得点に到達。8回にはベッツの18号満塁弾で生還し、メジャー断トツの131得点に伸ばした。

 新たな神話が生まれている。今季のチーム146試合のうち87試合で得点を記録。大谷が得点した試合のチーム戦績は63勝24敗。驚異の勝率.724だ。逆に得点しなかった試合は19勝40敗(出場なしを含む)。快足を生かして生還すれば、チームの勝利をグッと引き寄せるということだ。

 今季37度目のマルチ得点。シーズン145得点ペースで、1890年ハブ・コリンズが記録した148得点の球団記録を狙える位置にいる。9月は打率.344、3本塁打、7打点と調子を上げている二刀流は、どこまで快記録を伸ばすのか。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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