シュワーバー2冠も…大谷翔平が「また満票でMVP」 明確な差、米同調「僅差でもないね」

ドジャースの大谷翔平とフィリーズのカイル・シュワーバー【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平とフィリーズのカイル・シュワーバー【写真:ロイター】

大谷は打者だけでもWAR6.5…DH2位はシュワーバーの4.5

 ドジャース・大谷翔平投手は今季打者として143試合に出場し、リーグ1位のOPS1.001&同2位の48本塁打をマークしている。本塁打と打点数ではフィリーズのカイル・シュワーバー外野手の後塵を拝すものの、「オオタニがまた満票でMVPだね」「圧倒的だ」などと、米ファンは両者の明確な“実力差”を示す数字に注目している。

 11日(日本時間12日)時点でシュワーバーは大谷を上回る50本塁打、123打点を記録。中でも8月28日(同29日)のブレーブス戦ではMLB史上21人目の1試合4本塁打、球団最多9打点と大暴れを見せ、フィリーズファンを中心にナ・リーグMVPに推す声が上がっている。

 一方で、MVP投票で重要視される勝利貢献度「WAR」では“大差”がついている。カナダ構造設計会社「WSP」に勤務し、アマチュアの野球研究家としてX(旧ツイッター)フォロワー数4.7万人以上を集めるトーマス・ネスティコ氏はこの日、Xにて指名打者のWARランキングを掲載した。1位は投手含めて7.9の大谷、2位はシュワーバーの3.5、3位はブルージェイズのジョージ・スプリンガー外野手(4.0)となっている。

 大谷は打者だけでも6.5を記録しており、シュワーバーとの差は歴然。米ファンも「シュワーバーがMVPだと考えるヤツは、オオタニ嫌いか野球を知らないかだ」「7.9? おいおい手が付けられないぞ……」「シュワーバーがMVP? 笑っちゃうよ」「ナ・リーグのMVP争いは終わった。唯一の疑問は満票かどうかだ(そうなるだろうけどね)」「僅差でもないね」と、MVPは“大谷一択”との声が多いようだ。

(Full-Count編集部)

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