衝撃敗戦にド軍指揮官「不運だった」 サヨナラ被弾の直前に悲劇…“消えた”「大きなアウト」

ロバーツ監督「ボールは地面に着いていなかった」
【MLB】ジャイアンツ 5ー1 ドジャース(日本時間13日・サンフランシスコ)
ドジャースは12日(日本時間13日)、敵地でのジャイアンツ戦に延長10回で敗れた。延長10回1死満塁からタナー・スコット投手がベイリーにサヨナラ満塁弾を浴びて1-5で敗戦。連勝が4で止まり、デーブ・ロバーツ監督は「我々はリプレーを見たが、ボールは地面に着いていなかった。だから(本来)あれは大きなアウトだった。(直後に被弾し)不運だった。この結果に良い気分はしない」と、直前に起きた“疑惑の判定”を指摘した。
問題が起きたのは延長10回1死三塁の場面だった。スコットがイ・ジョンフに投じた6球目。外角のスライダーをファウルチップしたように見えた。キャッチした捕手のロートベットが球審にボールを見せるも、判定はファウル。その後、四球を許してサヨナラ満塁弾に繋がった。
サヨナラ弾を浴びたスコットに、指揮官は「どんな立場でも得点を許せば、間違いなくいい気分はしないものだ。彼は我々の中で、重要な場面で投げる選手の1人。外部からの雑音はあるが、球団内部において、私を含めみんな彼のことを信頼している。我々はとにかく、彼に引き続き自信を与えられるようにしていかないとダメだ」とうなだれるしかなかった。
最後までスコットを思いやった指揮官は「(これからも)我々には彼が必要。それが事実だ。彼が必要なんだ」と訴えかけた。