ジャッジ、菅野打ちで今季49号 特大弾に敵地騒然…連続50号に“王手”、ローリーと8本差

打球速度180キロで左翼スタンドに豪快ソロ
【MLB】オリオールズ ー ヤンキース(日本時間21日・ボルティモア)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は20日(日本時間21日)、敵地オリオールズ戦で菅野智之投手から6試合ぶりとなる今季49号を放った。
ジャッジは「3番・右翼」で先発出場。初回の第1打席は2死から右前打を放ち、ジャンカルロ・スタントン外野手の3ランの呼び水となった。そして3-0で迎えた3回の第2打席だった。フルカウントからの8球目、甘く入ったスイーパーを完璧に捉えた。
打球速度112.2マイル(約180.1キロ)、飛距離370フィート(約112.8メートル)、角度39度の凄まじい打球が左翼スタンド上段に突き刺さった。シーズン49号とし、2年連続50号に王手をかけた。
今季は7月下旬に右肘を痛めて10試合欠場するなど、フルシーズンを健康に過ごせてはいないが、本塁打数はア・リーグ2位にランクイン。ほぼ同じタイミングでマリナーズのカル・ローリー捕手が57号を放ち、逆転での本塁打王は厳しい情勢だが、OPS1.126は堂々のメジャートップに君臨している。