被弾の直後…敵地放送席が7秒沈黙 大谷翔平の特大弾に思わず漏らした声「忘れてくれ」

得点圏で大谷を迎えるのは「ノーサンキュー」
【MLB】ジャイアンツ ー ドジャース(日本時間14日・サンフランシスコ)
ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地でのジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場し、5試合ぶりとなる49号を放った。1-4と3点を追う3回無死、ウェブの投じた2球目の変化球を捉えると、飛距離454フィート(約138.4メートル)の打球はセンター後方の防球ネットまで届いた。
ジャイアンツ放送局「NBCスポーツ・ベイエリア」では放送席も衝撃を受けた様子だった。実況を務めるデュアン・カイパー氏は「中堅へ! 忘れてくれ! そして……入った。あれは、どんだけ飛んだんだ?」と驚いた。
解説を務める通算124勝投手のマイク・クルーコウ氏は「ふうっ」っと息をつくしかなかった。その後は7秒沈黙があり「えっと、454フィート(約138.4メートル)で、時速115マイル(約185.1キロ)で飛んでいった。49号だ」とクルーコウ氏は“現実”に戻ってきた。
カイパー氏が「さっき2回を併殺打に仕留めたことは、どれだけ重要だったか分かったでしょう」と言い、大谷の本塁打がソロに終わったことに安堵。クルーコウ氏は「アーメン。走者ありで彼と対戦? ノーサンキュー」と警戒心を高めていた。
(Full-Count編集部)