頭部死球のマンシー「今は大丈夫。顎が少し痛い」 軽傷強調、途中交代は「したくないけど…」

頭部死球後はプレー続行も直後の守備から交代
【MLB】ドジャース 13ー7 ジャイアンツ(日本時間14日・サンフランシスコ)
ドジャースのマックス・マンシー内野手が13日(日本時間14日)の敵地ジャイアンツ戦、6回に頭部死球を受けた。その場に倒れ込み、場内は騒然。プレーは続行したものの、直後の守備から退いた。試合後に取材に応じたマンシーは「今は大丈夫。顎が少し痛い」と軽傷を強調した。
2点リードの6回に先頭打者として打席に立つと、マット・ゲージ投手の94.1マイル(約151.4キロ)のシンカーがヘルメットの側部に直撃した。マンシーはその場で倒れ、ぶつけたゲージも屈んでうつむいたままだった。デーブ・ロバーツ監督やトレーナーらが駆け寄り無事を確認すると、マンシーは自ら立ち上がって一塁へ。敵地からも拍手が送られた。
しかし、その直後の守備から三塁にはエンリケ・ヘルナンデス内野手が入り、マンシーは退く形となった。前日にも右手付近に死球を受け、その後に守備から交代した。今季17本塁打を記録している大砲には当然、心配の声が寄せられている。
それでも、試合後のマンシーは元気そうな姿を見せ、「今は大丈夫。顎が少し痛い。顔面に当たったけど、アメフトをして育った。なので(危険な)兆候は知っている。それがないのはよかった。また当たってしまって最悪だけど、これも野球」と話した。途中交代については「そうすることが理にかなっていた。いつだって交代はしたくないけど、理にかなっていた」とした。
(Full-Count編集部)