大谷翔平の“ブチギレ” 中継映像で映った一幕も…米で広がる好感「知性的な怒り方」

フルカウントからの高めフォーシームを見送るも…
【MLB】ドジャース 13ー7 ジャイアンツ(日本時間14日・サンフランシスコ)
ドジャース・大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地のジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。49号を含む5打数3安打1打点3得点の活躍を見せた。もっとも、第3打席では球審に対して納得のいかない表情を浮かべる場面も。「知性的な怒り方」「最も親切な怒り方をする」と米ファンも注目した。
3-4で迎えた4回2死一塁の第3打席だった。前の打席で49号を献上したからか、右腕ウェブは厳しいコースを攻めて3球連続ボール。その後は外角低めの難しいコースに投げ込んでフルカウントになった。そして6球目、高めフォーシームを大谷は悠々と見送り一塁へ歩き出したが、球審の右手が上がり三振となった。
すると、大谷は珍しく不満の色を覗かせ、右手を上げて首を振りながら抗議。ベンチへ戻ろうとする際も、球審のロベルト・オルティス氏の方を振り返り納得できな様子だった。一方で地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況スティーブン・ネルソン氏は「オオタニは納得がいっていないようですが、ロベルト・オルティス球審はいいジャッジをしました」と話した。
MLB公式の中継映像や投球チャートでは、際どいながらも6球目はストライクゾーン内に投げ込まれており、球審の判定は“正しかった”ようだ。
米ファンは「いい判定だ。オオタニは間違っていた」「GOATさん、あれはストライクだよ」「彼は次の打席で謝罪をするだろう」などとコメントを寄せつつも、「オオタニは最も親切な怒り方をする」「オオタニの激高が最高潮に達したときがこれ」「でも可愛い」と、抗議の仕方に思わず笑顔になったようだ。
(Full-Count編集部)