阪神に続く悪夢の38「まさかの」 47HRでも無理…更新期待の12球団“ワースト”

ついに生まれるか…阪神に本塁打王
阪神“38年間ゼロ”の記録に終止符が打たれようとしている。佐藤輝明内野手は15日の中日戦で37号、38号を記録。2位に17本差をつけて本塁打ランキングトップを独走している。本塁打王となれば、ランディ・バース以来39年ぶりとなる。
バースが47本塁打で栄冠に輝いて以来、阪神の選手は本塁打王から遠ざかっていた。2009年に金本が37本塁打を放ったが、同年は39本のブランコ(中日)が本塁打王に。2010年にはブラゼルが47本を放つも、49本を放ったラミレス(巨人)がタイトルを獲得した。
短縮シーズンとなった2020年には大山が28本塁打でタイトル争いを演じたが、岡本和(巨人)が31本で最多となった。ロッテも1986年の落合以降は長くキングが生まれていなかったが、2023年にポランコが獲得し、21世紀に入っても本塁打王が出ていないのは12球団で阪神だけ。その次に遠ざかっているのが広島で、2014年に37本塁打をマークしたエルドレッドだった。
今季は佐藤輝が38本を放っており、2位も阪神の森下で21本。3位の村上(ヤクルト)と佐藤輝の差は19本となっており、このまま本塁打王となるのが濃厚な状況だ。ネット上では、「バース以来のホームラン王見えてきた!」「佐藤輝明ホームラン王取ると阪神の選手としては86年バース以来でほぼ40年ぶりなのか」「サトテルがHR王になったらまさかのバース以来w」と久々の戴冠に期待する声があがっていた。
(Full-Count編集部)