佐々木朗希のメジャー復帰は「十分ある」 ド軍編成トップが断言、球速UPは「本物だ」

フリードマン編成本部長が報道陣の取材に対応
ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長は15日(日本時間16日)、本拠地のフィリーズ戦前に報道陣の取材に応じた。マイナーで調整を続ける佐々木朗希投手のメジャー復帰について、「可能性はある。(先発か救援かは)次の登板を見てから判断するが、今季中の復帰は十分にあると思う」と話した。
佐々木は9日(同10日)に傘下3Aオクラホマシティで5度目のリハビリ登板に臨み、5回途中3失点と力投。球速低下に悩まされてきたが、渡米後自己最速100.6マイル(約161.9キロ)をマークした。フリードマン編成本部長は「(球速アップは)本物だ。フォーム修正に非常に努力してきた。努力の成果で前回は明らかに違った。球の質も大きく向上していた。とても心強く感じた」と語った。
この日、佐々木はドジャースタジアムでキャッチボールを行った。右ふくらはぎの違和感で、次回もマイナーでの登板が決まっている。フリードマン編成本部長は「まだ分からない。今週のどこか、木曜か金曜だ。まだ話し合っているところだ」と話すにとどめた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)