ド軍、PO前哨戦で逆転負け 連勝2でストップ…大谷は1安打1盗塁、今季最長20戦連続出塁

3打数1安打2四球で打率.281、今季最長20試合連続出塁
【MLB】フィリーズ 6ー5 ドジャース(日本時間16日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地のフィリーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、3打数1安打1四球で打率.281となった。今季最長を更新する20試合連続出塁。チームはナ・リーグ東地区首位のフィリーズに延長戦で敗れ、連勝は2で止まった。地区優勝へのマジックナンバーは「10」のままだ。
大谷は打線のつなぎ役に徹した。1点を追う3回1死三塁で四球を選び、ベッツの同点の中犠飛を演出。1点リードの5回1死一塁では左腕スアレスから右翼線二塁打を放った。連続試合出塁を20に伸ばし、再びベッツの中犠飛を呼び込んだ。初回先頭、7回1死は、ともに見逃し三振だった。
同点に追いついた9回2死から四球で出塁。続くベッツの打席で今季19個目となる二盗を決めたが、得点にはつながらなかった。
オープナーの左腕バンダはシュワーバーに53号ソロを浴びて1/3回で1安打1失点。2番手の右腕シーハンが5回2/3で1安打1失点と試合を立て直したが、3番手以降が誤算だった。7回途中から救援したドレーヤーが1回2安打2失点。同点の8回はベシアがハーパーに勝ち越しソロを被弾した。延長10回に救援した6番手のトライネンは重盗からピンチを招き、リアルミュートの右犠飛で勝ち越された。
打線は1点を追う3回にベッツの中犠飛で同点に。5回にはマンシーの右越え18号ソロとベッツの中犠飛で2点を挙げて一時勝ち越した。1点を追う7回にベッツの左中間19号ソロで追いつき、4-5で迎えた9回にはパヘスの左越え25号ソロで再び試合を振り出しに戻したが、延長10回1死満塁のチャンスを生かせなかった。
(Full-Count編集部)