痛恨被弾でも…「満足している」 ロバーツ監督は“奇策”に手応え「起用したい投手を」

試合後、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
試合後、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

バンダを先発に起用も1死で降板

【MLB】フィリーズ 6ー5 ドジャース(日本時間16日・ロサンゼルス)

 ドジャースは15日(日本時間16日)、本拠地・フィリーズ戦で延長タイブレークの末敗れた。この日、先発にはオープナーでアンソニー・バンダ投手を起用したが、1死しかとれず、1本塁打1四球で降板。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「起用したい投手を起用した。それでも、毎回上手くいくとは限らない」と振り返った。

 フィリーズ打線は2番にシュワーバー、3番にハーパーと強力な左打者が並ぶ。当初はエメ・シーハン投手が先発すると見られていたが、バンダをオープナーで起用した。しかし、1死からシュワーバーに被弾、ハーパーに四球を与えたところで降板。シーハンがマウンドに上がった。

 シーハンは7回途中まで1失点と好投したため、試合後、シュワーバーとハーパーに対して左投手をぶつけることに自信はありましたか?」と采配への質問が飛んだ。しかし、「今でも彼らと対戦した選手(の起用)に満足している。彼らは休養十分で投げる準備ができていた。起用したい投手を起用した。それでも、毎回上手くいくとは限らない」と振り返った。

 続けて「シーハンを先発させた方がよかったですか?」と記者からの質問に対し「(試合は)どうなるか分からない……ノー。シュワーバーが本塁打を打つと事前に知っていたらね(笑)」とコメント。「エメットが降板した時は、2点のリードがあった。なので」と厳しい表情だった。

(Full-Count編集部)

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