エ軍“最大の誤算”にトラウトが選出 まさかの.417を米放送局が指摘「勢いは衰えた」

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】
エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】

トラウトを“最大の誤算”に選出

 今季で34歳になったエンゼルスのマイク・トラウト外野手が「最大の失敗」だと米メディアで指摘されている。米スポーツ局「ESPN」のブラッドフォード・ドゥーリトル記者は「2025年MLB全30球団の最大の成功、失敗」をピックアップ。エンゼルスの「最大の失敗」にはトラウトを選んだ。

 同記者の指摘によれば「2021年から2024年までトラウトはわずか毎シーズン平均66.5試合の出場に終わってる。しかし、162試合換算すると本塁打46.3、得点109、OPS+160になる。もし彼が打線に座り続けることさえできれば……」と故障での離脱を嘆いている。

 今季はここまで119試合に出場して打率.231、21本塁打、58打点を記録しているが「今シーズンはDHに回ったので確かに出場機会は増えたが、勢いは衰えた。トラウトの(今季の)OPS+115はまずまずだが、トラウトらしくない(成績)。そして、長打率はショッキングなことに.417だ。もしかしたらDHにアジャストしていることが(原因かもしれない)。必ずしも常に順調に進む訳ではないからだ。なんだって、彼はまだ34歳だ」とも指摘している。

 また、同記者は「最大の成功」に有望株のザック・ネト内野手を選出。24歳で球界屈指の遊撃手に成長したと称賛しており「強打する場面が増え、守備や走塁でも依然輝いている」と評価を高めていた。

(Full-Count編集部)

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