バーネットが37セーブ目 高津らが持つヤクルト球団最多セーブ記録に並ぶ
高津、五十嵐、石井と並ぶ、9試合残し球団新記録は確実
ヤクルトのトニー・バーネット投手が22日、本拠地での広島戦で球団記録に並ぶシーズン37セーブ目を挙げた。
絶対守護神は3点リードの9回に登板。先頭の新井を二飛に仕留めると、エルドレッドは遊ゴロで2アウト。ここから鈴木誠の三塁打、阿部の中前タイムリーと連打で1点を失い、代打・小窪には四球を与えて2死一、二塁のピンチを招いた。しかし、最後は田中を中飛に打ち取り、リードを守り切った。
ヤクルトは4-2で勝利。巨人が勝ったためマジック点灯はならなかったが、2位と2ゲーム差を守った。
今季、抜群の安定感を誇る守護神は、これが37セーブ目。現在、投手コーチを務める高津臣吾(2001年)、現ソフトバンクの五十嵐亮太(2004年)、ヤクルト2軍投手コーチの石井弘寿(2005年)が持つ球団記録に並んだ。
ヤクルトは9試合を残しており、新記録達成は確実と言えそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count