大谷翔平の記念球を「2年間待っていた」 スタンドで大騒ぎ…ド軍は「人生そのものだ」

ドジャース・大谷翔平の51号球をキャッチしたタイラー・コーさん【写真:小谷真弥】
ドジャース・大谷翔平の51号球をキャッチしたタイラー・コーさん【写真:小谷真弥】

大谷翔平の51号をキャッチの男性「Very happy!」

【MLB】ドジャース ー フィリーズ(日本時間18日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地でのフィリーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、3点リードの8回無死から2試合連続となる51号ソロを放った。記念球をキャッチしたのは34歳のタイラー・コーさんで「Very happy!! 2年ほど、ここで(座って)この瞬間を待っていた」と喜んでいた。

 コーさんはドジャースの年間チケット保持者で、今春の東京シリーズも観戦のために来日。「ドジャースは人生そのものだ」と言い切る。2年ほど、大谷のホームランボールを待ち、外野席にいた。「だから現実になってうれしいよ。打球が上がって、私とここにいる男の人が手を伸ばして、最終的に地面に落ちて私が拾ったんだ」と声を大にした。

 大谷はこの日、リーグトップの53本塁打をマークするカイル・シュワーバー外野手が所属するフィリーズとの直接対決3連戦。「2番・指名打者」で出場するライバルの目の前でアーチを描き、再び2本差に迫った。

 51号は打った瞬間の確信弾だった。8回無死、ルサルドの6球目スライダーを捉えると大谷は、その場で打球を見届けた。一塁に向かって走り出す確信弾に、本拠地は熱狂だった。打球速度107.8マイル(約173.4キロ)、飛距離408フィート(約124.3メートル)、角度32度の打球をキャッチしたのはコーさんだった。「とにかくラッキーだ。(51号だと)十分承知しているよ」と記念球を大切そうに持っていた。

(Full-Count編集部)

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