好投スネルが明かす続投志願の背景 近寄るロバーツ監督に…伝えた“6文字”

フィリーズ戦に先発したドジャースのブレイク・スネル【写真:ロイター】
フィリーズ戦に先発したドジャースのブレイク・スネル【写真:ロイター】

スネルは7回2安打無失点、12奪三振の快投

【MLB】ドジャース 5ー0 フィリーズ(日本時間18日・ロサンゼルス)

 ドジャースのブレイク・スネル投手は17日(日本時間18日)、本拠地でのフィリーズ戦に先発登板。7回2安打無失点、12奪三振の好投で今季5勝目(4敗)を手にした。7回のピンチの場面ではデーブ・ロバーツ監督が駆け寄る場面も。試合後、マウンド上で明かしたやり取りの内幕を明かした。

 スネルは序盤から奪三振ショーを展開。3回までに7三振を奪った。その後も順調にアウトを重ねたが、3-0で迎えた7回は2死から連続四球を出し、一発が出れば同点となるピンチとなった。すると、ベンチからたまらずロバーツ監督がマウンドに向かった。いつもの指揮官であれば交代を選択したかもしれない。

 しかし、スネルはロバーツ監督に向かって口元で何やら伝える場面が中継映像に映し出された。その後、ナインも集まって会話を交わすと、ロバーツ監督はそのままベンチへ戻り、スネルの続投を決めた。結果は成功。スネルは打者を三振に仕留めてみせた。

 報道陣からどんなやり取りがあったのか聞かれた左腕は、「Please(頼むよ)」と言葉を伝えたという。そして、「彼が信頼してくれて、僕はうれしかったよ」と少し頬を緩ませた。この日の好投を呼んだのは「一番大きな部分は、制球力だった」。「直球を制球することで、オフスピード系の球をうまく組み立てることができるからね」と話した。

(Full-Count編集部)

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