大谷翔平51号で敵地放送局は“お通夜” ド軍本拠地と対照的…被弾左腕に失意

大谷翔平の51号に敵地実況が“棒読み”状態に
【MLB】ドジャース 5ー0 フィリーズ(日本時間18日・ロサンゼルス)
スタジアムの熱気とは“真逆”の実況席だった。ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地でのフィリーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、3点リードの8回無死から2試合連続となる51号ソロを放った。その際、敵地の実況では“棒読み”の放送が続いていた。
地元放送局「NBCスポーツ・フィラデルフィア」では実況のトム・マッカーシー氏が「右中間へ、うまく打ちました。ベイダーが下がり、そして……入りました。51号です。4-0でドジャースがリード」と、広がっていく得点差にしょんぼりしているかのようだった。
さらには、解説を務めるルーベン・アマ―ロJr.氏が「ストライクゾーンに入りすぎでした。球をストライクゾーンに投げてしまった場合というか、結構高めか低めに投げなかったら、彼にああいうことをされてしまいます」と指摘する流れだった。
このアーチでリーグトップのカイル・シュワーバーに2本差に迫った大谷。打った瞬間熱狂の渦に包まれたドジャースタジアムとは対照的に、静けさが敵地の放送局に広がった。
(Full-Count編集部)