シュワーバーが大谷翔平に示した“敬意” 中継映像が捉えた光景…米感動「本当に素晴らしい」

シュワーバーは第1戦で53号…大谷は2戦連発の50・51号
ドジャース・大谷翔平投手は15日(日本時間16日)から本拠地でフィリーズ3連戦に臨んだ。プレーオフ前哨戦だけでなく、今シリーズでは本塁打王とMVPを争うカイル・シュワーバー外野手との“直接対決”が話題を呼んだ。中でも第2戦ではライバルのシュワーバーが見せた行動に、「本当に素晴らしい」「何て素敵」と米ファンも驚いていた。
ドジャースは初戦を延長戦の末に落とすと、第2戦では大谷が「1番・投手兼指名打者」で先発マウンドに上がった。シュワーバーから三振を奪うなど5回無安打無失点の圧倒的ピッチング。降板後にチームが大逆転を許すと、8回には打球速度113.4マイル(約182.5キロ)、飛距離430フィート(約131メートル)の一発でシーズン50号に到達した。
その直後だった。シュワーバーはベンチの最前列でタブレットを持ちながら、JT・リアルミュート捕手と何度も大谷の50号映像を再生し、“研究”する場面が中継映像に捉えられていた。
ドジャース専門メディア「ドジャース・ネーション」の公式インスタグラムでも紹介され、「優れた才能を持つ者同士は互いを認め合う」「偉大な者は、さらに偉大な者を学ぶ」「本当に素晴らしいわ」「お互いを尊敬し合っているのは何て素敵なの」「オオタニの技術とパワーに驚いてるみたい」と米ファンからも驚きと称賛の声が送られていた。
シュワーバーはシリーズ初戦に53号を叩き込んだが、シリーズ全体では打率.182、1本塁打にとどまった。一方で大谷は3試合で打率.333、OPS1.345をマーク。17日(同18日)には2戦連発の51号を放ち、本塁打王レースは2本差に迫っている。
(Full-Count編集部)