MLB挑戦決定? 元助っ人「連絡取っている」…日本で感じた右腕2人の才能

西武で2年間プレーしたエンス
元西武で、現在はオリオールズに所属するディートリック・エンス投手が、日本時代の同僚にエールを送った。メジャーからも注目を集める右腕には「大きな成功を掴めるだろう」と活躍に太鼓判を押した。
エンスは2022年に西武に加入し、1年目はいきなり10勝(7敗)をマークした。2024年は韓国・LGでプレーし、オフにタイガースと契約。7月末にDFAとなったが、菅野智之投手らの所属するオリオールズが獲得し、ここまで14試合に登板。オープナーなど様々な役割をこなしている。
西武では2年間プレーし、チームメートと親交を深めた。なかでも今季大活躍を見せている今井達也投手については、「彼はアメージングな投手。素晴らしいシーズンを送っていることは知っているよ。ついに開花したね」と絶賛。「でも、一緒にプレーしていた頃から才能は感じていた。山本(由伸)とレベルを争って、トップ10に入る投手になりうると思った。コツコツ成長していこうというマインドは昔からあった」と話した。
今井はメジャーリーグからの注目も集めているが、「彼の目標はここでプレーすることだと知っている。もしポスティングされたら、いい契約を勝ち取るだろう。彼は素晴らしい投手だ」と、米国での活躍をすでに確信している。
西武で「一番仲が良かった」と語るのは、高橋光成投手だ。「彼はもうすぐポスティングされるかもしれないと聞いたから、連絡を取り合っている。あと、先発で一緒にやっていたタイラとも仲がいいよ」とニコリと笑った。
(上野明洸 / Akihiro Ueno)