大谷翔平、2戦連発の53号 160キロ粉砕…シュワーバーに並びトップタイ、自己最多54発にあと1本

53号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
53号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

本拠地でのジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場

【MLB】ドジャース ー ジャイアンツ(日本時間20日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地のジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場し、第4打席で53号ソロを放った。2試合連続の一発でリーグトップのカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に並んだ。

 1点リードで迎えた6回、先頭で打席に入った大谷はペゲーロが投じた160キロの高めストレートを振り抜くと、打球は逆方向の左翼席に飛び込んだ。打球速度107.4マイル(約172.8キロ)、飛距離403フィート(約122.8メートル)、角度33度の豪快弾に球場は大歓声。これで今季99打点とし、2年連続の100打点に王手をかけた。

 前日19日(同20日)は1点を追う5回、逆転の左越え52号3ランを放っており、これで今季11度目の2戦連発。第1打席と第2打席は三振に倒れたが、第3打席で四球を選び、25試合連続出塁と今季最長を更新。さらにフリーマンの左前適時打で生還し、球団歴代4位タイの140得点を記録した。

 リーグの本塁打王争いではシュワーバーと並びトップタイ。メジャー全体ではカル・ローリー捕手(マリナーズ)の57本に4本差とした。大谷はこれで年間55発ペースとなり、2024年に記録した自己最多54発にあと1本とした。

 試合前の時点で151試合の出場で打率.283、52本塁打、98打点。OPS1.013はリーグトップ、139得点はメジャー全体でトップに立っている。この試合も含めて残り8試合でキング争いの行方が注目される。

【実際の映像】逆方向に衝撃の53号 外野手一歩も動けず…大谷翔平は“ドヤ顔”確信

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