初回4失点のグラスノー 炎上呼んだコンフォートの“拙守”…LA失意「追い方酷かった」

前回登板はジャイアンツに7回途中1失点だった
【MLB】ドジャース ー ジャイアンツ(日本時間21日・ロサンゼルス)
厳しい立ち上がりとなった。ドジャースのタイラー・グラスノー投手は20日(日本時間21日)、本拠地でのジャイアンツ戦に先発登板。初回は制球を乱して4失点を喫した。もっとも、バックの守備にまずいプレーがあった。LA専門メディアも落胆している。
グラスノーは初回先頭にいきなりヒットを許すと、1死からまた安打、さらに四球で満塁のピンチを背負った。迎えるは20歳有望株のエルドリッジ。ここまで9打数無安打と結果が残せていないが、カウント2-1から高めのシンカーを振り抜いた。
打球は左翼へ伸びていくと、マイケル・コンフォート外野手の頭上を越えてフェンス付近まで到達。エルドリッジはメジャー初安打を嬉しい3点二塁打で飾った。打球はスライス回転で伸びていき、守備側にとって難しい打球ではあったものの、ドジャース専門メディア「ドジャーブルー」は「多分キャッチは可能だったと思う。(もしキャッチしていたら)ナイスプレーだ」とした。
さらに、ファンからの追い方がまずかったとの指摘に対しては、「ルート取りは確かに酷かった」と同調。また、地元放送局「NBCスポーツ・ロサンゼルス」でレポーターを務めるマイケル・J・デュアルテ氏も「ウオーニングゾーンに飛んだフライを追う際、方向転換をした為キャッチすることができなかった」とコンフォートの守備に注文をつけた。
グラスノーはその後、押し出し四球も与えて4点目を失った。初回の1イニングだけで43球を投じ、4安打4失点3四球2三振となっている。