1日で2度も発生した「大谷、大谷、大谷、大谷」 異質な記録…誰も近づけないバグリ数値

まさに大谷翔平ならでは…MLB史で“異質”な能力が改めて注目
【MLB】ドジャース 7ー5 ジャイアンツ(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地でのジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場。6回に53号ソロを放ち、リーグの本塁打王争いでは、フィリーズのカイル・シュワーバー外野手に並びトップタイとなった。米記者はこの一発がMLB史に刻まれた“大谷だらけ”の驚愕データを紹介した。
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)で「MLB史上、1シーズンで複数回の先発登板をした選手による最多本塁打」と紹介。1位は2025年の53本、2位は2021年の46本、3位が2023年の44本、4位は2022年の34本と続き、上位4つすべてを大谷が独占する異例の記録となっている。投手として先発マウンドに上がりながら、本塁打を量産した選手は大谷以外に存在しない事が強調されている。
“大谷現象”はこれだけではない。同記者は「1シーズンに50以上の三振を奪った投手によるシーズン最多本塁打」の記録として、大谷の5つの数値に紹介。1位が2025年の53本、2位が2021年の46本、3位が2023年の44本、4位が2022年の34本、5位が2018年の22本と、すべて大谷で埋め尽くされている
MLB史では過去にレジェンド中のレジェンドとして知られるベーブ・ルースが投手と打者の両方で輝きを放ったが、同一シーズンに投打両方で相手を圧倒する大谷はまさに特異な選手。大谷だけにしかできない領域が、またしても脚光を浴びることになった。
(Full-Count編集部)