佐々木朗希が1回3者凡退 最速157.6キロ…2戦連続で無安打&無失点、“最終テスト”でアピール

タコマ戦に救援登板した佐々木朗希【写真:編集部】
タコマ戦に救援登板した佐々木朗希【写真:編集部】

日米通じてプロ2度目の救援登板

 マイナー調整を続けているドジャースの佐々木朗希投手が21日(日本時間22日)、傘下3Aオクラホマシティの一員としてタコマ戦に救援登板。日米通じてプロ2度目となる救援登板は、1回を3者凡退に抑える好投で、メジャー昇格へ好アピールを見せた。

 6回に6番手として登板。三ゴロ、投ゴロで2死を奪い、3人目はスプリットで空振り三振と3者凡退に仕留めた。最速は97.9マイル(約157.6キロ)だった。8球を投げてストライクは5球。これで3Aでは7試合に登板し、防御率6.10となった。

 佐々木は18日(同19日)のタコマ戦で日米通じて初の救援登板。5回に登板して1回2奪三振1四球で無失点に抑えた。最速100.1マイル(約161.1キロ)だった。

 21日(同22日)に本拠地で行われるジャイアンツ戦前でも、デーブ・ロバーツ監督は「これまでやったことのない役割にどう対応できるかを見ないといけない。イニングをまたぐこと自体は経験があるが、今回は木曜と日曜で登板間隔が短い。基本的には1イニング限定になると思う。ただ、ポストシーズンは予測不能だからね」とコメント。「内容を見て、来週どのように起用できるかを検討する」と語った。

 メジャー挑戦1年目の佐々木は今季、メジャーで8試合に登板して1勝1敗、防御率4.72。5月に右肩のインピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入りした。8月中盤から3Aオクラホマシティで5試合のリハビリ登板に臨んだ。球速低下も懸念されていたが、前回9日(同10日)の3Aサクラメント戦では100.6マイル(約161.9キロ)をマークするなど、球速が復活。本人も手ごたえを口にしていた。

(Full-Count編集部)

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