日本ハム、痛恨2連敗で崖っぷち 本拠地最終戦飾れず…満員のファンため息、鷹M5に

先発の孫が2回3失点KO…宮西が史上4人目の900試合登板達成も
■楽天 7ー0 日本ハム(23日・エスコンフィールド)
日本ハムは23日、エスコンフィールドで行われた楽天戦に0-7で敗れ、痛恨の2連敗を喫した。本拠地最終戦を白星で飾れず、新庄剛志監督も険しい表情を浮かべた。
先発を託した“台湾の至宝”20歳の孫易磊投手がつかまった。初回1死二塁から黒川にチェンジアップを右翼後方のブルペンに運ばれ2点の先制を許すと、2回には中島のニゴロ併殺崩れの間に1点を失った。
指揮官は3回から継投策に出たが、2番手の金村が5回に1死一、二塁のピンチを招くと、この日が史上4人目の900試合登板となった宮西が満塁から代打フランコに左犠飛を許した。6回には4番手の玉井が押し出し四球と失点を重ねた。8回には古林が浅村に2ランを許してダメ押しされた。
打線はハワードの前に5回までわずか1安打。円陣を組んで迎えた4回に1死から石井がチーム初安打となる右前打を放つも、レイエスが空振り三振、郡司が中飛に倒れた。ハワードは7回途中に異変を訴えた模様で緊急降板したが、その後も本塁は遠く、4安打無得点だった。
首位のソフトバンクも敗れたためゲーム差は2.5のまま。1つも落とせない状況が続いている中で、3万6162人の超満員のファンに勝利を届けることはできなかった。
(Full-Count編集部)