6回0封の大谷翔平が「支配した」 米メディア称賛の嵐…“最終登板”に脱帽「またも印象的」

敵地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・投手」で投打同時出場
【MLB】Dバックス ー ドジャース(日本時間24日・フェニックス)
ドジャース・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦で今季14度目の先発登板。復帰後最長となる6回を投げて8奪三振5安打無失点と好投した。米メディアは「間違いなく支配した」と称賛と敬意を送っている。
文字通り圧倒的だった。初回から2回は3者凡退。3回は先頭打者の打球速度105.8マイル(約170.3キロ)の強烈なピッチャー返しが直撃したものの、以降は3者連続三振を奪った。4~5回は走者を背負うものの、100マイル(約161キロ)以上の剛速球で抑え込んだ。6回は2人の走者を出したが、最後はモレノを中飛に仕留めて窮地を脱した。
6回91球を投げ、5安打無失点。8奪三振無四球と圧倒的な内容に米メディアも感動を禁じ得ない。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「ドジャース先発のショウヘイ・オオタニは2023年8月23日以降では初めて6イニングを投げて、ダイヤモンドバックス戦を相手に間違いなく支配した」と文字通りの絶賛の言葉を送った。
また、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番を務めるジャック・ハリス記者も登板を振り返った上で、「オオタニは直近4先発の19回2/3でたった1失点しか許していない」と脱帽し、ドジャース専門メディア「ドジャー・ブルー」は「ショウヘイ・オオタニはまたも印象的な登板だった。またも今季初を達成した」と拍手を送った。
大谷のレギュラーシーズンでの登板はこの日が最後と見込まれている。二刀流で復帰した今季は47イニングを投げて防御率2.87、62奪三振。9月は月間防御率0.00と本領を発揮している。