大谷翔平、ブルペン“崩壊”で2勝目ならずも「一丸」 6回登板は「チーム状況も加味」…一問一答

大谷翔平「これまでのスタッフの方々のサポートに感謝したい」
【MLB】Dバックス 5ー4 ドジャース(日本時間24日・フェニックス)
ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に先発登板し、今季最長6回を投げて8奪三振5安打無失点と好投した。チームはブルペン陣が誤算で4-5とサヨナラ負けを喫した。試合後の一問一答は以下の通り。
――ポストシーズンへの準備は。
「そうですね。この前までは5回でしたけど、またワンステップ踏めたのはよかったですし、今シーズンの最終登板の前に最終的なステップが踏めたっていうのはプラスのことかなと思います」
――6回を投げたのはミーティングのこともあってなのか。
「元々、今年は5回くらいまで。そのくらい。ゲームで最後まで投げられれば、リハビリとしてはOKじゃないかなという話から始まっていましたけど。チーム状況も加味して、昨日ミーティングして、球数100球はないかなと言っていましたけど、いけるのであれば6回までいきたいなというミーティングをしました」
――投げたい理由は。
「去年の肩の手術があったので前半は投げられずに、リハビリのプロセスも遅れ気味でしたけど、最終的にポストシーズンを前に最終的な段階を踏めたので、自分も満足していますし、これまでのスタッフの方々のサポートに感謝したいです」
――ワイルドカードでの登板が予想されているが、理想は何戦目。適応しやすいのは。
「ポストシーズンのことに関しては戦略的な部分があると思うので、僕の口からどうのこうのというのはないですけど。マウンドに行けと言われれば、行く準備を。それが仕事だと思うので、どういうシチュエーションでもしっかりと準備をして、対応したいなと思います」
――敵地でもホームのような歓声だった。
「すごく心強いですし、今日はベンチで投げる時はこの裏側にいるので、ちょっとどっちに点が入ったのかなとか、わかりづらいんですけど。そのくらいドジャースのファンの方の応援というのは印象的だったと思います」
引退のカーショーと過ごした時間は「すごく貴重な経験」
――四球が少なくなった。投げたいところに投げられるコマンドは。
「コマンドよりも質の方が、状態がいいのが実状ですけど、それが1番、結果的には。最後の球に関しては投げてはいけない球ですし、終わりのところではあるので理解しつつ、三振を取れるシチュエーションとして。結果的にはアウトになりましたけど、そこは1つ反省かなというところです」
――リリーフ陣が苦しんでいる。
「ブルペン陣も一丸となっていると思いますし、結果が出てない……えーと、結果に関しては苦しいと思いますけど、それでも前半はブルペンのおかげで勝っている試合ってのはいっぱいあるので。打線に関しても最近、下位打線を中心に、粘り強く得点するゲームってのが増えていると思うので、ポジティブな部分もあるし、少し上手くいっていない部分もあると思うので。あと少しですけど、みんなで頑張りたいなと思います」
――カーショーが引退。地区優勝に向けて。
「僕がこっちに来る前からメジャーを代表する投手でしたし、そういう名選手と一緒にプレーできることはなかなかないので、短い期間ではありましたけど、チームメートとしてクラブハウスで一緒に過ごせたというのはすごく貴重な経験だったと思います」